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栗石作業を例にして考える

2011.10.28

基礎工事をする場合、掘削して、突き固め、つぎに栗石を敷き、目つぶしを入れ、その上に、生コンを打つという工程を考えてみよう。「(1)突き固めをしっかりしなかったら、あとで基礎が下がるという危険がある。(2)突き固めた仕上がりレベルをキチンと出しておかないと、あとの作業に影響する。もし、低かったらその分だけ、つぎの工程の粟石敷でレベルを合わせなければならない。その作業は突き固めに比べて材料が余分にいるだけ、原価が高くなる。

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(3)栗石をいい加減に敷くと、目つぶし用の砕石がたくさん必要になり、これは栗石よりも高くなる。(4)栗敷を低いままでごまかしていると、生コンをよけいに入れなければならない。生コンは一番原価が高い。」という順序になる。最初をキチンとしないと、あとになるほど、ややこしくなり、原価が高くなり、損である。「だいたいでいいヨ」、「マアマア、このぐらい、なんとかなるだろう」というような甘い判断で進むと、あとで苦労する。ひとつひとつ納得のいく積み上げが必要である。品質管理とは、最後に善し悪しを決めることではなく、ひとつひとつ良いモノをつくっていくことである。