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広がるCM方式

2011.11.11

CM方式はコンストラクション・マネジャー(CMr)が、発注者や受注者が担ってきたマネジメント業務を補助者・代行者として担当する方式。発注者の経験が不足している事業、大規模災害の復旧工事、高度な調整を必要とする複合開発などで発注者の能力や態勢を補完する。工事の分離発注によるコストや発注プロセスが透明化されるメリットもある。同方式の導入は、専門工事業者が仕事に見合った報酬を得られる仕組みによって、品質確保につなげるのがねらい。

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同省は土木工事で発注者支援型、アットリスク型、ピュア型の3パターンを段階的に導入する考えだ。発注者支援型は、工事の監督業務のうち工事全体の最適化や関連工事間の調整、コスト縮減・工期短縮の技術提案・審査などでそれぞれ発注者を支援する。アットリスク型は、CMrが自ら専門工事業者を選定・管理し、資機材などを調達するなど工事の完成に対する瑕疵担保責任も負う方式。ピュア型は、発注者が選定した専門工事業者のマネジメント業務を担当する。CM導入にあたっては、CMrと専門工事業者の責任分担の明確化や対価のあり方などの面で課題がある。同省はこれら課題の検討や専門工事業者の能力を把握する必要があることから、本格導入に向けた経過措置として、従来の施工計画の審査に加えて専門工事業者の技術力などを審売する「専門工事審査型総合評価方式」を07年度下期から試行導入している。民間でも[日本郵政グループ]の郵便局会社が東京、大阪の中央郵便局建て替えで、CM業務の一部となるコストマネジメント支援業務を採用するなど広がりを見せている。